さて、ここからはどうやって乗り越えてきたか
ということについて書いていきたいと思います。
2015年6月以降最初の半年は会社に行けたり行けなかったり。
行っても午前中だけで帰るという状況でした。
会社に行っても行くだけで精一杯。
会社に着いたら泣き出してしまう。
そんな日々も徐々に自然と落ち着いてくるようになりました。
ですが、ふと行けなくなる。
会社に行くのが怖いとおびえたりしておりました。
いつだったか、とっかかりは何だったのか、
細かなことは思い出せないのですが、
あるときに母親に対する憎しみを紙にいっぱい
書き出してみました。
すると、本当に自分が何が嫌だったのか、どうしてほしかったのか
そこに気が付くことができました。
ブログの中でも書いてくださいと常々お伝えしているのは
この経験があるからです。
これを毎日、繰り返しました。
そして、これが面白くなってきました。
自分の深層心理を知る、自分でも
気が付かなかった自分に出会えるのが
とても楽しい作業となりました。
その対象は母から、父へと広げていきました。
さらに一つ一つの思いに対しても
奥深く深ぼっていくことでさらに
深層へ行くと自分にあるネガティブな感情が
何なのかを見つけられるようになっていました。
数年前に占いを一時習っていたことがありました。
四柱推命です。
自分の命式をボーっと眺めていると自分の中に
【印綬】が目に留まりました。
簡単に言うと、【母親と縁が深い】星です。
あー母親と縁薄いな・・・。
なんて思っていた時に、ふと
もしかしたら・・・
もしかしたら、私は母親が好きだった!?
認めたくないし、嫌だと抵抗する
自分がそこにいることがよくわかりました。
この仮説に自分自身全く気が付きもしなかった。
でも、意を決して、もし好きだったらという
自分で建てた仮説に向き合ったときに
涙が止まらなくなっている自分がいました。
本当の心は好きだったんだ。
まだ認めたくない。
でも、ここまできて認めないわけには
いきませんでした。
自分の本音を受け容れるしかありませんでした。
母親が亡くなってからはや30年近く経とうと
しておりました。